東京でないと買えないおもたせシリーズです。
いろいろ調べていると、明治7年創業、村上開新堂のクッキーに行きつきました。
しかししかーし!HPによるとなんと、一見さんお断り。
すでにお客さんである人から、紹介を受けないと買えないとのこと。
えー!お菓子買うだけで?!しかし、そうなるとハートに火がついてしまうお年頃。
お願いした人の、友達の知り合い・・・のように全く知らない方がついにお客様ということで、
我が家にやってまいりました。
お願いして、最短1ヶ月かかりました。
一番小さい0号缶(12×19センチ)で6,450円です。ホゲェ~~~!!!
では、写真で順を追っていきましょう。
上品な薄いピンクの紙袋。
まず最初の包装紙から・・・
これは、巻いてあった白いパラフィン紙(?)を取り外した状態です
一枚目の包装紙をとると、こんな。
いかにも皇室御用達!!な雰囲気になってきました。
ドキドキが止まらない。オープン!!
缶は、紙袋と同じとき色の無地の缶です。
一度開封すると、中身に押し上げられて蓋がきっちり閉まらないくらい、ぎっしりクッキーが詰められています。
それも仕切りなしの職人技で。。。なんかすごい。美しい。
横にしてみました。
上下左右みっしり詰まっているので、上のクッキーを動かしてみると別のクッキーが埋もれていたり。
なんか、食べ進めるのが楽しみ♪
クッキーはこれだけ種類があり、0号は全種類入っているのかどうかわかりません。
一番大きい5号缶(25×33センチ)だと26,000円するそうです。
HPによると、明治初年、村上光保さんが、国家政策の一環として洋菓子製造技術習得を命じられたことが、村上開新堂の歴史のはじまりだそうです。
現在は5代目の山本道子さんが当主です。
さてお味の方は・・・
実は、これだけのものなので、どんなものでも「絶対に美味しいと思って食べるぞ~」と決めていたのですが(笑)、そんなに自己催眠かけなくても美味しかったです。
しっとりというよりはサックリ。
昔懐かしいというには、懐かしいだけじゃない、何だか素人に真似できないような味わいがあります。あるように思う。ある気がする・・・。
水分も油分もやや控えめで、賞味期限が3ヶ月ほどあります。
ちなみに、姉妹店の「山本道子の店」なら、紹介なしで買うことができます。
味はまた別なのかな?どうなんだろう。。。
同じクッキーでも、デザインなどはどれも同じではなさそうです(当たり前か)
京都にも村上開新堂ってあったなぁ・・・と、ネットで見てみたら
親戚だけれども、姉妹店とかではなく、まったく別のお店なんだそうです。
うやうやしく、きちんとカップ&ソーサーで紅茶をいれて、味わいたいクッキーでした(^v^)